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Google、米国でも「RCS」を全Androidユーザーに提供開始
Googleが、6月の英仏に続けて米国でもRCS(Rich Communication Services)のサポートを開始した。Androidアプリ「メッセージ」で有効にすれば使える。
米Googleは11月14日(現地時間)、Androidアプリ「メッセージ」のRCS(Rich Communication Services)サポートを全米で開始すると発表した。向こう数週間で全ユーザーが利用できるようになる見込み。
利用できるようになると、メッセージアプリでチャット機能を有効にするよう通知が表示される。Samsung製端末など、メッセージがプリインストールされていない場合はGoogle Play Storeからのダウンロードが必要だ。
RCSはSMSの進化形で、SMS同様に電話番号でメッセージを送受信する。一般のメッセンジャーアプリのように画像や動画を送受信したり、Wi-Fi経由でのテキストメッセージ機能、既読通知などの機能を備える。
Googleは6月に英仏で先行してRCSを提供した。同社は世界の通信キャリアや端末メーカーと協力し、世界中のユーザーにメッセージアプリでRCSを使えるように努力を続けるとしている。
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