ニュース
一部のauケータイ向けサービス、2021年に終了へ スマホ普及で利用者減
KDDIが一部のauケータイ向けサービスの提供を2021年に終了すると発表した。スマートフォンの普及で利用者が減ったことが理由。
KDDIは11月15日、「auテレビ」「まとめてau支払い/EZ有料情報サービス」など一部のauケータイ向けサービスの提供を2021年3月に終了すると発表した。スマートフォンの普及によりサービス利用者が減ったため。
終了するサービスは、auケータイ回線での決済を通信料金と合算して支払えるサービス「まとめてau支払い/EZ有料情報サービス」、auケータイやスマートフォンでテレビ番組表が見られる「auテレビ」、ニュース配信サービス「EZニュースフラッシュ増刊号」、オプションサービス「セレクトパック」。それぞれ「auかんたん決済」「auスマートパス」など後継サービスへの移行を勧めている。
同社はサービス終了の理由として、4G LTEスマートフォンの普及によるサービス利用者の減少を挙げている。サービスごとの現在の利用者数は非公開としているが、auケータイの稼働数は現在数百万規模まで減少しているという。
関連記事
- 「mora for LISMO」に「まとめてau支払い」が導入
レーベルゲートが音楽配信サービス「mora for LISMO」の決済に「まとめてau支払い」を導入。 - ケータイのau、テレビでもコンテンツ販売 STBで「LISMO」
auの動画・音楽の配信サービス「LISMO」が、テレビで利用できるようになる。これまでPCが必要だった機能をレンタルSTBに置き換え、PCを持たないauユーザーにコンテンツを拡販する。 - iPhone用「Gガイド テレビ番組表」、提供スタート
インタラクティブ・プログラム・ガイドは、iPhone向けの電子番組表アプリ「Gガイド テレビ番組表」を提供開始した。 - KDDIの19年度上半期、営業利益1.4%減 楽天対策でスマホ乗り換え促進 肩透かしも「気緩めず」
KDDIが2019年度上半期(4〜9月期)の連結決算を発表。売上高が前年同期比4.2%増の2兆5645億円、営業利益が1.4%減の5534億円、最終利益が0.6%増の3475億円だった。楽天の動きを警戒し、3G携帯電話の利用者に4G対応端末への移行を促した影響で減益となった。 - 「レースまでの育成状況を知りたい」 疾走する馬の8K映像、馬主らに5G伝送 KDDIなど実験
5Gを活用し、馬のトレーニングや厩舎内の様子をリアルタイムで伝送する実証試験を、KDDIなどが実施。「遠隔地からでも仔馬を見守りたい」という生産牧場や馬主のニーズに応える。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.