スマートフォン向けウォレットアプリ「Kyash」を運営するKyash(東京都港区)は11月27日、2020年初旬に発行する新しい決済用カード「Kyash Card」の予告サイトを公開した。新カードはICチップを搭載し、非接触(コンタクトレス)のカード決済にも対応するようだ。
予告サイトには「新しい Kyash Card はじまる」という文字とともに、ICチップとコンタクトレス決済対応のロゴが描かれたカードのイラストが配置されている。カード番号や名前の記載も無いことから、米Appleが発行する「Apple Card」のように、カード番号や名前を記載しないカードになる可能性もある。
Kyashは発行開始日や費用などの詳細情報は順次公開するとして、最新情報を受け取れるよう来訪者にメールアドレスの登録を促している。27日午後2時時点では、アクセスが集中して登録しづらい状態になっている。
同社は、アプリにチャージした金額を使えるプリペイド式Visaカード「Kyash Visaカード」を発行している。実店舗で使えるリアルカードとオンライン決済専用のバーチャルカードの2種類があり、いずれもアプリとの連携や決済金額の1%還元などが特徴。
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