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チケット不正転売禁止法で初逮捕 野球チケット高額転売の疑い
プロ野球のチケットをインターネットで高額転売したとして、警視庁はチケット不正転売禁止法違反の疑いで、東京都北区の男を逮捕。同法違反容疑での逮捕は全国初。
プロ野球のオールスター戦などのチケットをインターネットで高額転売したとして、警視庁は11月27日、チケット不正転売禁止法違反の疑いで、東京都北区の地方公務員の男(35)を逮捕した。同法違反容疑での逮捕は全国初。
同庁によると、男は7〜10月、転売サイトで3回にわたり、オールスター戦のチケット(定価3400円)など4枚を合計5万6500円で不正転売した疑いがある。
近年、悪質な業者が希少価値の高いチケットを買い占め、インターネットで転売し、消費者が定価以上での購入を余儀なくされる――という状況が問題視されている。そうした中、6月にチケット転売禁止法が施行された。
同法は、日時や場所、座席が指定され、不正転売の禁止が明記されたチケットを定価を超える価格で転売することを禁じている。イベント会場周辺などでの転売(ダフ屋行為)だけでなく、ネットでの売買も対象に含まれる。
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