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「現行価格での販売継続は困難」 オリンパスのカメラ交換レンズ、一部値上げへ
オリンパスはこのほど、一部の交換レンズを値上げすると発表した。約1割の値上げで、価格改定は2020年2月1日に行う。
オリンパスはこのほど、一部の交換レンズを値上げすると発表した。値上げするのは「M.ZUIKO PRO」シリーズの交換レンズ9本と、交換レンズとテレコンバーターのキット1本で、それぞれ約1割の値上げとなる。価格改定は2020年2月1日に行う。
オリンパスは値上げの理由について、「原材料費などの上昇が進む中、生産効率向上や経費節減により価格維持に最大限努めてきた」とこれまでの姿勢を説明しつつも、「販売期間が比較的長い交換レンズについては企業努力だけではコスト上昇を吸収できず、現行価格での販売継続が困難になってきた」と値上げの理解を求めた。
値上げする製品は以下の10種類。値上げ率は9〜14%で、値上げ率が最も高いのは「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」。37万円から5万円値上げで42万円となる(全て税別)。
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