すみだ・京都水族館、“リア充向け”恋愛ゲーム開発 ネットで話題「恋愛相談の飼育員」が監修
すみだ水族館と京都水族館が、カップル向けの恋愛シミュレーションゲームを12月13日から提供。クリスマスや冬休みシーズンの集客が狙い。
すみだ水族館と京都水族館は、カップル向けの恋愛シミュレーションゲーム「ミズイロノトキメキ」を12月13日から提供する。スマートフォンを使い、館内で音声ドラマを聞きながらミッションをクリアしていく内容で、2人の距離を縮めるという。クリスマスや冬休みシーズンの集客が目的。昨年Twitterで話題を呼んだ「水族館スタッフの恋愛相談コーナー」のスタッフが監修に携わった。期間は2020年2月16日まで。
来館者がスマホを使い、館内のQRコードを読み取るとゲームがスタート。スマホにつないだイヤフォンをカップルでシェアし、サウンドドラマを聞く。時折“天の声”も登場し、2人の距離が近づくアドバイスや館内の生き物の豆知識などを教えてくれるという。ドラマの声は小野賢章さん、竹達彩奈さん、諏訪部順一さんが担当した。
ドラマの監修の一部は、両水族館の名物「水族館スタッフの恋愛相談コーナー」を手掛ける飼育スタッフが担当した。同コーナーは、来館者の悩みに対し生き物の豆知識などを交えながら回答するもので、昨年には“迷回答”がTwitterで話題を呼んだ。
例えば「彼女のイビキがうるさくて眠れません」といった来館者の悩みには「メスのオットセイもイビキをかきます。物音がすると静かになるので、大きな音をたててみては?」と回答。「夫の髪の毛を引きちぎりたい。抑えるにはどうしたらいい?」という投稿には、「抑えることはできない。アザラシも毛が抜けますが、どーせまた生えてきます!」と一刀両断し、「面白い」「意外と辛辣」「公式が病気」などの声が上がっていた。
すみだ水族館は「これまでもカップルに楽しんでもらう企画を行ってきた。冬に水族館ならではのデートを楽しんでほしい」としている。
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