ファミペイ、電子回数券に対応へ 第1弾はファミマカフェ 10杯分買うと1杯分お得
ファミリーマートが、「ファミペイ」向けの回数券サービスを始めると発表した。2020年1月14日から、10個分の価格で11個分の商品を購入できる電子クーポンを販売する。第一弾として「ファミマカフェ」向けにサービスを始め、他の商品への展開を検討する。
ファミリーマートは12月9日、モバイル決済サービス「ファミペイ」向けの回数券サービスを始めると発表した。2020年1月14日から、10個分の価格で11個分の商品を購入できる特典などを設けた電子クーポンを販売する。ユーザーは、電子マネーの残高を使ってアプリ内で購入でき、店頭で画面を提示して利用できる。
ファミペイの利用を促進し、顧客がレジで待つ時間と、店員が接客とレジ打ちに要する手間を軽減する狙い。第1弾として「ファミマカフェ」向けにサービスを始め、他の商品への展開を検討する。
ファミマカフェは「アイスコーヒーS」「ブレンドS」(ともに100円)、「アイスカフェラテM」(180円)、「カフェラテM」(150円)など多様なラインアップをそろえている(価格は全て税込)。ファミマは商品の価格帯に応じて、複数の回数券を展開する予定。
回数券を1枚単位で、家族や友人などにプレゼントできるサービスも始める。贈る側はアプリ上で招待コードを発行し、他のユーザーにSNSなどで送信できる。受け取る側は招待コードをファミペイのアプリに入力すると商品を受け取れる。
【更新:2019年12月9日午後7時15分 当初は「プレゼントを受け取る際は『Famiポート』に招待コードを入力する必要がある」としていましたが、ファミリーマート広報から「仕様を変更した」との連絡があったため表記を改めました。】
ファミペイは7月1日にリリース。開始から1日で100万ダウンロードを超え、7月31日に300万ダウンロードを突破した。その後ややペースが落ち、11月に400万ダウンロードを突破した。
関連記事
- 「脆弱性は見つからなかった」 セブン・ペイ緊急会見の“甘すぎる認識”
モバイル決済サービス「7pay」で不正ログイン被害が相次いだ問題で、運営元のセブン・ペイが緊急会見を開いた。 - ファミマ、「dポイント」「楽天ポイント」導入へ ファミペイ連携も
全国のファミリマートで、11月26日から「dポイント」「楽天ポイント」が導入される。同店舗では「Tポイント」を導入済。同日から、各ポイントサービスとモバイル決済サービス「ファミペイ」の連携機能を提供する。 - ファミマで「au PAY」が利用可能に 20年1月に最大20%還元も実施
KDDIのスマホ決済サービス「au PAY」がファミマで利用可能に。ファミマでau PAYを利用した顧客に対し、購入額の最大20%相当の「au WALLET ポイント」を付与するキャンペーンも行う。期間は2020年1月7日〜1月20日。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.