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サッカーの勝敗をAIでリアルタイム予測 ディープラーニングで480試合を学習 電通など3社が開発
電通など3社が、AIを使ってサッカーの試合映像を分析し、勝敗をリアルタイムに予測するシステムを開発した。対戦チームそれぞれが勝つ確率と引き分けの確率を算出し、パーセンテージで表示する。国際試合などのサッカー大会への導入を目指す。
電通は12月25日、AIでサッカーの試合映像を分析し、勝敗をリアルタイムに予測するシステム「AI11」(別名「AI ELEVEN」)を開発したと発表した。ボールと選手の動きを基に、対戦チームそれぞれが勝つ確率と引き分けの確率を算出し、パーセンテージで表示する仕組み。
東アジアサッカー連盟主催の国際試合「EAFF E-1選手権」約480試合分のデータをディープラーニングで学習させることで、勝ち負けを予測するロジックを構築したという。
開発には、サッカー関連のビッグデータの収集・分析を行う韓国のTeam Twelveと、電通傘下のAIベンチャー、データアーティストが協力した。
3社は、12月10〜18日に韓国・釜山で行われた国際試合「EAFF E-1サッカー選手権2019大会」に、AI11を試験的に提供。韓国や中国などで、テレビ中継の途中に、AI11による勝敗予想を放送した。
今後もコンテンツ配信企業と協力し、国際試合をはじめとするサッカー大会への導入を目指すという。
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