検索
ニュース

“フォント好き”なら絶対楽しめる台湾の旅(後編)【最終回】デジタルネイティブのためのフォントとデザイン(4/9 ページ)

いよいよ連載も最終回。どこか懐かしい、台湾の旅の後編です。

Share
Tweet
LINE
Hatena

台中エリアのフォントとデザイン(バス路線と市街)

 台湾高速鉄道の台中駅からは台中市内やその近郊までを運行するバス網が張り巡らされている。駅のバスターミナル駅から、観光地化されていないエリアや昔の面影を残す市街をのんびり巡ると、台中の日常的な都市生活の中にあるフォントとデザインを味わうことができる。

photo
台湾高速鉄道の台中駅からバスターミナルに向かう出口を示すサイン

 台湾高速鉄道の台中駅からは在来線に乗り換えずに近郊路線バスを利用してみた。このバスターミナルからは台中市公車と国道客運、2つの運行会社を案内している。初めての乗車なので案内カウンターで目的地のバス系統を聞いてみることにしたもののカウンターは不在。

photo
このボードには目的とする系統番号がなかったし、最小限の情報しか得ることができない。帰国して気がついたのだが、案内板の下にあるURLにアクセスして検索するべきだった。いくら漢字が読めたとしても、路線バスは下調べなしではハードルが高い
photo
Google検索で調べると、目的地の最寄りバス停である仁化中興路口まで向かうバスは14番乗り場の158系統、高鉄台中ー朝陽科技大学行きだと判明。バス停のアクセントカラーには台湾高速鉄道のオレンジ色をあしらっており、遠距離からの視認性も良い。運行状況を知らせるWebサイトへのQRコードも掲示されている
photo
バスターミナルに停車中の158系統バス。フロントガラス上の系統表示は大きくてとても視認しやすい
photo
158系統バス車内風景。比較的長時間運行の系統のためかシートはヘッドレスト付きで座り心地は良好。バス内の案内広告は鉄道に比べると少なめの印象だった

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る