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“シュア掛け”する完全ワイヤレスイヤフォン、ShureがCESで発表:CES 2020
米Shureが「CES 2020」に先駆け、完全ワイヤレスイヤフォン「AONIC 215」とノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドフォン「AONIC 50」を発表した。
老舗プロオーディオメーカーの米Shureは1月6日(現地時間)、米国ラスベガスで開催されるエレクトロニクスショー「CES 2020」に先駆け、完全ワイヤレスイヤフォン「AONIC 215」とノイズキャンセリング機能付きワイヤレスヘッドフォン「AONIC 50」を発表した。春に発売する。
AONIC 215は、有線の「SE215」と同等のイヤフォン部に、Bluetooth通信機能を備えたイヤーフックをMMCX端子で接続したワイヤレスイヤフォン。いわゆる「シュア掛け」と同様、イヤーフックが耳の上を通ることで安定した装着感を得られるという。外音取り込み機能も備えた。
スタミナも大きな特徴。満充電から最大8時間の連続使用に加え、付属の充電ケースに入れて3回の追加フル充電が行えるという。
一方のAONIC 50は内蔵バッテリーだけで約20時間の連続再生が可能。専用アプリの「ShurePlus PLAY」(iOS/Android)を使い、ノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能の効き具合を調節できる。
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