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「5Gと5GHzを混同?」「SNSのギガ?」──勘違いしやすい「G」の見分け方:明日から使えるITトリビア(5/5 ページ)
世の中に浸透するITかいわいの単位や言葉。クイズと共に、勘違いや誤解を防ぐ方法を紹介する。
USB4の最大伝送速度は40( Gbps )になる
この問題では、USBの次世代規格「USB4」や「伝送速度」がポイントだ。bpsはbits per secondの略で、1秒間に何ビットの情報を送信できるかを表したデータ伝送速度の単位。数字が大きくなると、k(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)となり、Gbpsは1秒間に何ギガビットのデータを伝送できるかを表す。
意味を知って、略さず使おう
以上のように選択肢の意味を知っていれば、前後の言葉や内容から正解を導き出せる。ただし5GHzと5Gを混同した例のように、単位が省略されていたり元の意味を把握していなかったりすると、勘違いや誤った使い方をしてしまう可能性もある。
正しい知識を持つことはもちろん、自分がこれらの言葉を使う際は「ギガ」など略称をなるべく用いず前後の言葉を補うと、周囲とも誤解が生じにくいかもしれない。
今回紹介した以外にも、世の中にはさまざまな単位や名称にあふれている。意味や違いを認識した上で、正しく使えるようにしたい。
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