前澤友作氏、総額100億円のファンド設立 起業家10人に10億円ずつ出資 ZOZO時代のノウハウ生かして支援
前澤友作氏が総額100億円のファンドを設立すると発表。ビジネスプランの審査を行い、通過した10人が経営する会社に10億円ずつ投資する。応募の受付期間は2月7日〜16日。
ZOZO前社長の前澤友作氏は2月7日、総額100億円のファンド「株式会社 前澤ファンド」を設立し、企業家の支援を始めると発表した。今後はビジネスプランの審査を行い、通過した10人が経営する会社に10億円ずつ投資する。
前澤氏の「note」によると、対象は「夢ある事業プランやアイデアを持ち合わせた、挑戦意欲と社会貢献意欲の高い起業家」。前澤氏は通過者の企業に投資し、約20%の株式を保有する予定。経営に参加しながら、事業の立ち上げと成長を支援する方針だ。
前澤氏はファンドの概要について、「背負えるリスク、意思決定のスピード、経営のバックアップ、話題性と影響力、明確なビジョンなど、前澤個人が柔軟に動ける個人ファンドならではの強みが多数あります」と説明。
ZOZOを創業して上場に導いたノウハウを生かしてサポートするとし、「のんびりやるつもりはありません。前澤とやるからには圧倒的な規模感とスピード感をイメージしてください」とコメントしている。
出資比率などについては、「投資額・投資タイミング・出資比率などは応相談ですが、数千万円単位や持分比率数%未満の小さな投資は行いません」としている。
1件当たり10万円の審査料が必要
応募者は、ターゲットとする市場、事業内容、その事業を選んだ理由、経営陣の紹介、事業計画、10億円の使い道――などのビジネスプランをまとめたPDFファイルを提出する必要がある。
書類審査の通過者には、運営スタッフとの面談(1次面談)と、前澤氏本人との面談(最終面談)が課される。
複数のプランを送付できるが、1件当たり10万円の審査料が発生する。応募の受付期間は2月7日〜16日。
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