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Google、アプリストアから約600本のアプリを削除 広告ポリシー違反で
Googleが、悪質な広告を表示するアプリ約600本をGoogle Playストアから削除した。機械学習ベースの悪質広告検出ツールを開発した成果としている。
米Googleは2月20日(現地時間)、Androidアプリストア「Google Playストア」から、広告ポリシーに違反する約600本のアプリを削除したと発表した。これらのアプリの開発者に対しては、広告収益化プラットフォームのGoogle AdMobとGoogle Ad Managerの利用も禁じた。
これらのアプリは、一見無害に見えるが、広告ポリシーに違反する迷惑な広告を表示していた。例えば、電話をかけようとするタイミングや、スマートフォンのロックを解除したときに全画面広告が表示される。
Googleは、こうした悪質広告からユーザーを保護するために、機械学習ベースの新しいテクノロジーも開発したという。今回のアプリ削除は、このテクノロジーによって検出した。
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