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AI活用の街路灯、NECが六本木に設置 通行人の性別・年代など推定

NECが、AIを活用した「スマート街路灯」を3〜6月に六本木に設置する。街路灯に搭載したカメラ映像を基に、通行人の人数や移動方向、性別、年代などを推定。防犯や六本木商店街への集客に役立てる。

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 NECは2月21日、AI技術を活用した「スマート街路灯」を3〜6月に東京・六本木に設置すると発表した。街路灯に搭載したカメラの映像を解析し、通行人の人数や移動方向、性別、年代などを24時間、リアルタイムに推定。不審な人物やモノの検知に役立てる他、データに基づいた、六本木商店街への集客施策も検討する。

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「スマート街路灯」のイメージ

 スマート街路灯には、LED照明、カメラ、スピーカー、サイネージを搭載。カメラ映像の解析データを基に、通行人に適した観光情報や注意喚起情報などをサイネージに映し出す。緊急・災害情報は、多言語で表示する。

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スマート街路灯の特徴

 カメラの映像は、来街者のデータを推定した後、すぐに破棄するという。来街者個人を特定可能な情報は保存しないとしている。

 今後、スマート街路灯には5G基地局も搭載予定という。

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