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ラズパイで自宅ファイルサーバを作る 〜自作NAS「openmediavault」編〜名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第14回)(3/4 ページ)

小さなマイクロコンピュータ「Raspberry Pi」(通称ラズパイ)で作る、自分だけのガジェット。今回はWebブラウザ経由でアクセスできる自宅ファイルサーバをラズパイで構築してみます。

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外部ストレージの有効化

 次に、ラズパイに接続している外部ストレージを使えるようにします。左メニューにある「ストレージ」から「ファイルシステム」を選び、「+作成」ボタンをクリックしてストレージをフォーマットします。

 この時にフォーマットするファイルシステムは、Linuxで使われる「ext4」のほか、「ext3」「btrfs」「xfs」「jfs」が選択できますが、特に必要がなければext4を選んでおきます。フォーマットが終了したらストレージを選び、「マウント」をクリックしてOMVで使えるようにしましょう。

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「ストレージ」→「ファイルシステム」をクリック。「デバイス」に「/dev/sda」として見えているのがUSB接続のストレージ
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USBに取り付けたストレージをext4でフォーマットする
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フォーマットが終了した状態。「マウント」をクリックしてOMVで使えるようにする
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マウントが終了して認識された

 ではストレージに共有フォルダを設定して、外部からもアクセスできるようにしましょう。メニュー左にある「アクセス権の管理」→「共有フォルダ」を選び、「+追加」をクリックします。フォルダの名前を「public」などの名前で設定して「保存」をクリックするとフォルダが作成されます。

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「アクセス権の管理」→「共有フォルダ」から共有フォルダを追加する
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確認画面が表示されたら名前などを入力して「保存」をクリック
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共有フォルダが作成された

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