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Microsoft、新型コロナ非常事態宣言地域の従業員向けガイダンスを公開
米カリフォルニア州全域とワシントン州シアトル・キング郡に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による非常事態宣言が発令されたことを受け、Microsoftがこれらの地域の従業員向けガイダンスを公開した。出社が不可欠な場合は互いに1.8メートル離れることなどが記されている。
米Microsoftは3月4日(現地時間)、非常事態宣言が発令されたワシントン州シアトル・キング郡およびカリフォルニア州の従業員に向けた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応ガイダンスを公式ブログで公開した。
同地域の全従業員に在宅勤務を推奨し、オフィスにいることが不可欠な場合は上司に報告した上で、互いに1.8メートル以上離れ、対面の会議は可能な限り短くするよう勧めている。
60歳以上か、心臓疾患や免疫障害などの持病がある場合、妊娠している場合は、不可欠であっても出社はせずに上司と相談するよう勧めている。
また、COVID-19の診断が確定した場合は内密に人事部に報告する。人事部が感染者の上司に通知し、部署の他の従業員を保護する手段を講じる。
このガイダンスは3月25日まで有効としている。
本稿執筆現在、Microsoftの公式ブログサイトは表示が非常に遅くなっている。
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