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即時配達「PayPayダッシュ」、福岡市で実験開始 イオン店舗から自転車でお届け
ヤフーが即時配達サービス「PayPayダッシュ」の実証実験を福岡市で始める。利用者がスマホアプリで商品を注文すると、配達員が店舗で商品をピックアップし、自転車で届ける。
ヤフーは3月12日、即時配達サービス「PayPayダッシュ」の実証実験を、16日に福岡市で始めると発表した。利用者が専用のスマートフォンアプリ(iOS/Android)で配達先を指定し、商品を注文すると、配達員が店舗で商品をピックアップし、自転車で届ける。
実験では、ショッピングモール「イオンショッパーズ福岡店」の約150種類の商品(弁当、飲料など)を取り扱い、注文から最短30分で届けるという。代金は、アプリ上で商品を注文する際にクレジットカードで支払える。配達員から商品を受け取る際に、モバイル決済サービス「PayPay」で支払うことも可能だ。
配送の対象となるエリアは、福岡市内の西鉄福岡(天神)駅付近の一部のみ。送料は3月16〜31日までは無料だが、4月1日以降は注文状況などに応じて変更する。最低注文額も700〜2000円の間で変動させる。実験の終了時期は未定だが、ヤフーは「テストサービスのため、数カ月で終了する可能性がある」としている。
ヤフーは実験を通じて、即時配達のニーズを把握するとともに、取扱商品の拡大や他の地域での展開も検討していく。
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