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名刺管理のSansan、Office 365と連携 名刺情報をOutlookに同期、Teamsの検索機能も強化

SansanがOffice 365との連携に対応。名刺情報を「Microsoft Outlook」に同期したり、名刺交換の履歴を「Microsoft Teams」に同期し、検索機能を強化したりできる。連携機能を利用できるのは両サービスを併用するユーザーのみ。

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 Sansanは3月12日、法人向け名刺管理サービス「Sansan」を、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Office 365」と連携させると発表した。入手した名刺情報を「Microsoft Outlook」に同期したり、名刺交換の履歴を「Microsoft Teams」に同期して検索機能を強化し、特定分野の人脈を持つ同僚を探したりできるという。各機能は6月から順次提供する。SansanとOffice 365を併用するユーザーのみ利用できる。

 Sansanは、利用者が専用のスキャナーかスマートフォンアプリで名刺を読み取ると、氏名や連絡先、部署などのデータをクラウド上に自動で保存するサービス。社名・個人名で検索すると、名刺情報を表示できる。

 Outlookとの連携により、Sansanユーザーが名刺をスキャンした際に取得したデータを、Outlookの連絡先リストに同期できるようになる。往訪の予定がある場合は、面会相手の名刺情報をOutlookの予定表に登録し、訪問前にリマインドを受け取ったり、同行する同僚に共有したりできる。

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SansanとOutlookの連携機能のイメージ

 Teamsと連携予定の機能は、Sansanの「同僚ナレッジサーチ」。ユーザー企業が保有する名刺情報を基に、誰がどの業種・業界・職種に人脈を持っているかをデータ化し、検索可能にする機能で、これをTeamsの検索機能と組み合わせる。

 ユーザーがTeamsの検索バーに企業名・業種・業界などのキーワードを入力すると、該当する企業や領域に人脈を持つ同僚を表示する仕組み。これにより、社内コミュニケーションを円滑化するとしている。

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SansanとTeamsの連携機能のイメージ

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