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ラズパイでハイレゾオーディオを楽しむ 〜Volumio編〜:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第17回)(2/2 ページ)
小さなマイクロコンピュータ「Raspberry Pi」(通称ラズパイ)で作る、自分だけのガジェット。今回はラズパイで音楽を聴けるようにしてみます。
Volumioを操作する
Volumioは直感的に分かるインタフェースを採用しているので、複雑な操作を必要としません。先ほど設定したのと同じく「http://volumio.local」とブラウザに入力すれば、Volumioの初期画面が表示されます。ここから好きな音楽を再生するためには、画面左下部にある「一覧表示」からたどっていけばOKです。
一覧表示を選ぶと、「お好み」「プレイリスト」「音楽ライブラリ」などと表示されます。ここにある「アーティスト」「アルバム」「ジャンル」を選ぶと、Volumioで再生可能な音楽の一覧が表示されます。
なおUSBメモリなどに音楽ファイルを入れているのに表示されない場合は、右上の歯車アイコンをクリックしたあと「SOURCES」を選んで、「マイミュージック」から「データベースをアップデート」を選択してください。すると全ファイルを検索しなおすので、全てのファイルが登録されて表示されるようになります。
音楽ファイルをインストールした場所から探すのは、一覧表示の「音楽ライブラリ」から可能です。接続されているデバイスが表示されるので、「USB」→「iTunes」→「iTunes Media」→「Music」などのように、フォルダをたどれば音楽ファイルを指定して再生できます。
次回はラズパイにハイレゾDACを搭載する方法と、Spotifyのプラグインを使う方法などについて解説します。
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