Dark Sky Team(Jackadam)は3月31日(米国時間)、Appleに加わったと発表した。
同社の目標は、可能な限り最高の気象情報を世界に提供し、1人でも多くの人々が雨に濡れず安全に過ごせるように支援すること、そしてユーザーのプライバシーを尊重した方法でそれを実現することだと説明している。
iPhone/iPad/Apple Watch用天気予報アプリ「Dark Sky Weather」はデベロッパーがAppleに変わり、引き続き有料販売されている。
Android・Wear OS向けアプリの提供は終了し、これらの既存ユーザーは2020年7月1日まで利用できる。
また、Webサイトの天気予報や地図の埋込も2020年7月1日まで利用可能で、APIに関しては新規受付を終了。
創業者のジャック・ターナー氏、アダム・アブルティン氏をはじめとする数十名の従業員は、ニューヨーク州トロイ市で勤務を続ける。
この買収により、Appleマップ上に気温・雨量・風速・紫外線指数などの情報を視覚的に表示する機能を追加する可能性がある。
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