これまでのHomePod用OSの名称に「iOS 13.3.1(HomePod)」といったiOSの名称が付いていたのに、2020年3月25日にリリースされた「HomePodソフトウェアバージョン 13.4」でiOSの名称がなくなったのは、iOSベースからtvOSベースに変更されたことが理由だと、9to5Macが伝えている。
iPhoneのiOS、iPadのiPadOSがバッテリーで動作するデバイス用に設計されているのに対して、tvOSは常時電源オンのデバイス用として設計されているという違いがあり、HomePodは常時電源オンのため都合が良かったと考えられるそうだ。
また、将来のiOS 14ではA8チップのサポートが終了される可能性があり、HomePodと同じA8チップで動作するApple TV HDと同じtvOSベースとすることで、将来のアップデートも継続できると判断したと推定。
今回のHomePodソフトウェアバージョン 13.4が差分アップデートではなく、約1.6GBものサイズがあったのは、こうした理由だったと考えられる。
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ついにHomePodが日本にやってくる。
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