速報
プレイステーション 5(PS5)の初期出荷台数はPS4より「はるかに少ない」──Bloomberg報道
ソニーが年内発売を予定している「プレイステーション 5」(PS5)の初期の生産台数は、PS4よりはるかに少なくなると、Bloombergが報じた。ハイスペックだが高価格になることで需要が圧迫されるという予測のためとしている。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが年内発売を予定している次世代ゲーム機「プレイステーション 5」(PS5)の初期の生産台数は、現行の「プレイステーション 4」(PS4)より「はるかに少ない」と、米Bloombergが4月16日、この件に詳しい情報筋の話として報じた。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックが減産の直接的な原因ではなく、高機能なスペックでコストが高くなり、販売価格も高額になることで需要を圧迫するという予想のためという。
ソニーは2021年3月までにPS5を500〜600万台製造する見込み。ちなみにPS4は最初の2四半期で750万台販売された。
PS4の現在の米国での販売価格は300ドル、ハイエンドのPS4 Proは400ドル。ソニーはPS5の発売と同時にこれらの価格を引き下げ、オンラインサービスへの加入を促進する計画という。
PS4の発売は世界で段階的(日本では2カ月遅れだった)だったが、PS5は世界同時発売を目指しているという。
関連記事
- ソニー、PlayStation 5の新コントローラー「DualSense」披露 “別次元の没入感をもたらす”
ソニーが年内発売予定の「PlayStation 5」のワイヤレスコントローラー「DualSense」の画像を披露した。ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーなどの新機能についても説明した。 - ソニー、「PlayStation 5」のスペック発表 カスタムSSDは825GBだが超高速で拡張可能
年内発売予定のソニーのゲーム端末「PlayStation 5」のハードウェアスペックが発表された。次期Xbox同様、ストレージはSSDになり、CPUはAMDのZen 2、GPUはRDNA 2、メモリは16GB。SSDはカスタム仕様で、瞬時にゲームの世界に入れるとしている。 - PS5の製造コストはPS4のより20%高い450ドル、「PS VR2」(仮)発売か──Bloomberg報道
ソニーが年内に発売する予定の次期ゲーム機「PlayStation 5」(PS5)の製造コストは約450ドルだと、Bloombergが報じた。PS4と同等の粗利益を得るには販売価格を最低でも470ドルにする必要があるが、同時期発売の「Xbox Series X」次第だろう。 - Microsoft、次期Xbox「Series X」のスペックを発表 1TBのSSD搭載
Microsoftが今年のホリデーシーズンに発売する「Xbox Series X」のスペックを発表した。AMDの「Zen 2」および「RDNA 2」採用の独自設計のSoC、16GBのメモリ、1TBのSSDを搭載し、「DirectX Raytracing」や複数のゲームを切り替えてプレイできる「Quick Resume」機能が利用できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.