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国立科学博物館を“ストリートビュー”風に楽しめるVRコンテンツ スマホVRにも対応
PCやスマートフォンの画面上で場所や視点を動かしながら展示を見られる。スマホ向けVRゴーグルを使えば、博物館の中にいるような感覚も味わえる。
国立科学博物館(東京都台東区)は4月24日、館内の展示をバーチャルで体験できるコンテンツ「かはくVR」を公式サイトで公開した。PCやスマートフォンの画面上で場所や視点を動かしながら展示を見られる。スマホ向け簡易VRゴーグルを使えば、博物館の中にいるような感覚も味わえるという。
同博物館の「日本館」「地球館」に展示されている内容をWebサイト上で楽しめるVRコンテンツ。Googleストリートビューのように、場所や写真の視点を自由に動かせるようにした。スマホ向け簡易VRゴーグルは「Google Cardboard」「Samsung Gear VR」に対応。
一般財団法人VR革新機構の協力の下、臨時休館中に館内を撮影したという。新型コロナウイルスの影響で外出自粛要請が出ている中、自宅でも国立科学博物館のコンテンツを楽しんでほしいとしている。
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