ニュース
10万円給付金、オンライン申請受付スタート 679の自治体で
政府が国民に一律10万円支給する「特別定額給付金」のオンライン申請受付を一部の自治体で始めた。マイナポータルから手続きできる。
内閣府は5月1日、国民に一律10万円を支給する「特別定額給付金」のオンライン申請受付を一部の自治体で始めた。マイナンバーに関する情報の確認や電子申請が行えるポータルサイト「マイナポータル」から手続きできる。
マイナポータルにログインし、「申請はこちら」と書かれたボタンを押すと電子申請の検索ページにアクセスできる。住所を入力し、検索フォームで特別定額給付金を指定すると申請ページが表示される。受付を始めている自治体であれば申請できる。
マイナポータルにログインするには、マイナンバーカードとPC用ICカードリーダーもしくは近距離無線通信「NFC」に対応するスマートフォンが必要。申請には振込先口座の確認書類として、通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面などの写しが必要になる。
すでにオンライン申請の受付を行っている行政機関は679の自治体。自治体から送られる申請書を使って申請する郵送方式も1日以降、各自治体の準備ができ次第始める。
総務省は特別定額給付金に関する質問を受け付けるコールセンター(03-5638-5855)を設置している。申請方法について分からないことがある場合は、コールセンターか自治体の窓口に相談するよう案内している。
関連記事
- 10万円給付金に関する詐欺メールに注意 タイトルは「お客様の所在確認」 警視庁などが注意喚起
政府による10万円給付金に関する詐欺メールが早くも出回っている。タイトルは「給付金10万配布につき、お客様の所在確認」で、本文には「今回国民の皆様へ現金給付が決定した件でご案内がございます」などと書かれている。誤って詐欺に応じないよう、警視庁・総務省などが注意を呼び掛けている。 - 10万円給付金をネット申請できるのは一部だけ? 「マイナポータル」にログインしてみた
政府は、国民に一律10万円を支給する緊急経済対策を閣議決定した。給付金の申請はネットからも行えるが、ポータルサイト「マイナポータル」にマイナンバーカードを“読み込ませて”ログインする必要があり、すでにマイナンバーカードと対応スマホなどを持つ人の特権となりそうだ。 - 10万円給付金、申請はネットか郵送で オンライン申請にはマイナンバーカードが必要
総務省は、政府が1人当たり10万円支給する特別定額給付金を巡り、給付金の申請方法などを公表した。申請は郵送方式かオンライン方式で受け付け、オンライン方式の場合はマイナンバーカードが必要。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.