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「Zoom」で保護犬の里親探し 犬の様子を中継、オンラインで手続き完結 米国で開始

ペットフードメーカーの米Pedigreeが、保護犬の里親をZoomで探す取り組み「Dogs on Zoom」を実施している。保護犬との面会などは全てオンラインで行われ、引き取りにかかる費用は同社が全て負担するという。

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 ペットフードメーカーの米Pedigreeはこのほど、Web会議サービス「Zoom」を使って保護犬と里親をマッチングする施策「Dogs on Zoom」を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、ペット愛好家などが外出せずに保護犬と面会し、引き取れるようにする。

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「Dogs on Zoom」の様子

 Dogs on Zoomでは、外部の動物保護施設が預かっている保護犬の様子を定期的にZoomで中継する。引き取る犬の決定や、質疑応答などの手続きも全てWeb上で完結する。引き取りが決まった犬は、運営側が里親の住宅付近などに送り届ける。

 そのためPedigreeは「利用者はソーシャル・ディスタンスを保ったまま里親になれる」としている。保護犬の引き取りに必要な費用は、全て同社が負担するという。

公式サイトに掲載されている映像

 現時点での提携先は、テネシー州の動物保護施設「Nashville Humane Association」の1カ所のみだが、同社は今後、より多くの施設と手を組む方針だ。

 Dogs on Zoomの初回配信は5月11日(米国中部標準時、以下同)に終了済み。第2回は12日、第3回は13日に行う予定。同社は現在、参加登録ページで申し込みを受け付けている。

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Pedigreeの公式サイト

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