Appleは今後1〜2年で次世代AirPodsに環境光センサー(ALS)を組み込むと予想されており、ASE Technologyは、新しいコンポーネントのバックエンドプロセスを処理する可能性があると業界関係者が話したと、DigiTimesが伝えている。
ALSが組み込まれた次期AirPodsは、イヤフォンのどちらかがポケットまたは他の場所に置かれると、録音機能を自動的に停止するそうだ。
これは、AirPodsが盗聴ツールとして使用されているという消費者の懸念に対処することが期待されていて、Appleの新世代完全ワイヤレス製品の改善点の1つになる可能性があると、情報筋は述べているという。
ASE Technologyの関連会社であるUniversal Scientific Industrialは、高雄工場に加えて、2020年半ば発売される新しいエントリーレベルのAirPods ProモデルのバックエンドSiP(システムインパッケージ)生産を開始する予定だが、新しいモデルの出荷はコロナウイルスの発生により延期される可能性があるそうだ。
また、Universal Scientific Industrialは、ベトナムに4200万ドルの費用をかけて新工場を建設する計画を発表しており、これは、完全ワイヤレスイヤフォンの需要の増加に合わせてAiP容量をさらに増やすのが目的で、2022年に商業生産を開始する予定という。
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