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Zoom決算、売上高は164%増で来期見通しは売上高100%増
Zoomの2〜4月期決算は、新型コロナの影響によるユーザー急増で売上高は164%増と好調だった。10人以上の従業員を擁する顧客が354%増加した。
Web会議サービス「Zoom」を運営する米Zoom Video Communicationsは6月2日(現地時間)、第1四半期(2〜4月)の決算を発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策でWeb会議利用者が急増し、売上高は前年同期比169%増の3億2820万ドル、純利益は1123%増の2707万5000ドル(1株当たり10セント、非GAAPベースでは20セント)だった。
いずれもアナリスト予測の売上高2億2048万ドル、1株当たり純利益9セントを上回った。
10人以上の従業員を擁する顧客の数が354%増加し、26万5400に上った。ZoomはMAUやDAUは発表しない。同四半期中の「1日当たりの会議参加者数のピーク」は3億人としているが、これは1人のユーザーが複数回会議に参加した回数もカウントしたものだ。
売上高は増加したが、一方無料ユーザーの増加により、コストも前年同期の約2倍、2億100万ドルに上った。
エリック・ユアンCEOは発表文で「COVID-19の危機で、ZoomのWeb会議の需要が高まっている。人々がZoomを仕事、学習そして生活に取り入れたことで、ユースケースが急速に成長した」と語った。
第2四半期の見通しは、売上高を4億9500万ドル〜5億ドル、非GAAPベースの1株当たり純利益を44から46セントとした。
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