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ドーシーCEO、TwitterとSquareの米オフィスは奴隷解放記念日を会社の休日に
TwitterとSquareのCEOを務めるジャック・ドーシー氏が、米国での奴隷解放記念日に当たる6月19日を、両社の米国オフィスの公式休日にするとツイートした。
米Twitterと米SquareのCEOを務めるジャック・ドーシー氏は6月9日(現地時間)、「Juneteenth」と呼ばれる6月19日を両社の米国での公式休日にするとツイートした。
Juneteenthは、1863年1月1日にリンカーン大統領が奴隷解放宣言に署名した後、最後まで抵抗していたテキサス州が1865年6月19日に奴隷解放を実施したことを記念した日。テキサス州では正式な祝日になっている。
「世界の国や地域にはそれぞれの自由を祝う日があるので、各国のオフィスではその日を休日にしていく」とドーシー氏はツイートした。
同氏は#BLMを強く支持しており、自身のTwitterプロフィールの背景も黒くしている。ここのところ#BLM関連のRTが多い。
米国以外での休日についてはまだ発表されていない。
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