速報
SIE、プレイステーションの一般向け脆弱性報酬プログラム開始 PS4の危険度最高なら5万ドルから
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、誰でも参加可能な脆弱性報酬プログラム「PlayStation Bug Bounty」を開始した。PS4関連の危険度最高の脆弱性を報告した場合、報奨金は5万ドル(約535万円)からとなっている。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は6月24日(現地時間)、プレイステーション関連の脆弱性の発見者に報奨金を贈呈するプログラム「PlayStation Bug Bounty」を開始したと発表した。
Google、Microsoft、Fcebookが創設した米独立系バグバウンティプラットフォームのHackerOneとの提携を通じて提供する。
同社はこれまで、セキュリティ専門家のみが参加できるバグ報奨金プログラムを提供してきたが、新プログラムは一般ゲーマーも参加できる。最も低い報償金でも100ドル(約1万1000円)だ。
プレイステーション4(PS4)の危険度最高の脆弱性を報告すると、5万ドル以上の報奨金を獲得できる。対象はハードウェアだけでなく、playstation.netやmy.playstation.com、ゲームストアなど広範に及ぶ。PS3以前、PS Vita、PSPのハードウェアは対象外だ。
HackerOneのページからの報告が可能だ。報告するにはHackerOneに無料登録する必要がある。
関連記事
- 「PS5」の開発中タイトルは28、「グランツーリスモ」に「バイオハザード」も
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは6月12日、プレイステーション5」向けに開発中の28タイトルを発表した。「グランツーリスモ」や「バイオハザード」の新作も登場。 - Intelも脆弱性情報に賞金贈呈、バグバウンティ開始 最大3万ドル
Intelのソフトウェアとファームウェア、ハードウェアの脆弱性を発見して報告を寄せた研究者に対し、悪用の難易度に応じて500ドル〜3万ドルの賞金を贈呈する。 - Xbox LiveとPlayStation Network攻撃で18歳男を逮捕――英国
Xbox LiveとPSNが12月にサービス妨害攻撃を仕掛けられた事件で、英国の18歳の男がコンピュータ機器に対する不正アクセスなどの容疑で逮捕された。 - 誰が、なぜ? 史上最悪規模・ソニー個人情報流出事件を時系列順に整理
ソニーグループのオンラインサービスから最大1億件以上の個人情報が流出した可能性のある事件は突発的なものなのか、あるいはどこかに伏線があったのか──出来事を時系列順に整理した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.