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総務省、テレワークのサイバーセキュリティ相談窓口設置 専門家が無料で回答
総務省が、テレワーク実施中の企業などサイバーセキュリティについて無料で相談できる窓口を設置したと発表した。相談にはサイバーセキュリティ企業のラックが答える。
総務省は7月14日、テレワークに取り組む企業などがサイバーセキュリティについて相談できる窓口を設置したと発表した。相談費用は無料。相談にはサイバーセキュリティ企業のラック(東京都千代田区)が答える。
ラックが専用のWebサイト上に用意した申請フォームで相談を受け付け、同社のサイバーセキュリティの専門家がWeb会議ツールやメール、電話などで相談に応じる。相談の対象者は企業や団体、地方自治体など。テレワークを既に導入している企業などからの相談も受け付ける。
総務省は4月にテレワークに関する相談を幅広く受け付ける窓口「テレワークマネージャー」を開設して相談体制を整備。今回はサイバーセキュリティに関する相談体制を整備するため、ラックに相談窓口の事業を委託した。
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