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KFC、3Dバイオプリンティング製代替肉ナゲットを今秋発売の計画
ケンタッキーフライドチキンがロシアの3Dバイオプリンティングメーカーと提携し、代替肉のチキンナゲットを開発中だ。今秋にモスクワ店舗で発売する計画。
米Kentucky Fried Chicken(KFC)は7月16日(現地時間)、ロシアの3Dバイオプリンティングメーカー3D Bioprinting Solutions(以下、3D Bio)と協力し、同社の技術で製造する代替肉のチキンナゲットを今秋にまずはモスクワの店舗で発売する計画を発表した。
3D Bioは、鶏の細胞と植物材料から加工肉を製造するバイオプリンティング技術を開発している。このプロセスで、鶏肉の味と質感を再現できるという。KFCは同社にパン粉やスパイスなどを提供し、KFCのチキンナゲットを共同で開発している。
バイオプリンティングで製造するバイオミートは、肉と全く同じマイクロエレメントを備えつつ、畜産業で使われている多様な添加物は排除できるため、オリジナルの肉よりも安全だとKFCは説明する。畜殺を減らすので倫理的でもあり、畜産の環境への悪影響を減らすこともできるとしている。
KFCは昨年8月、米国の一部の店舗で代替肉チキン「Beyond Fried Chicken」をテスト販売し、数時間で完売した。
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