TF International Securitiesのアナリストであるミン=チー・クオ氏は、Appleのペリスコープ構造レンズの開発は2022年発売に向けて順調に進んでおり、新しいサプライヤーがレンズと対応するボイスコイルモーター部品の注文を満たすと予想していると、Appleisiderが伝えている。
韓国サムスン電子傘下のサムスン電機と中国の光学レンズおよび光学機器メーカーSunny Optical Technologyが新しく加わる可能性があるという。
サムスン電機は2020年に、6P-6素子レンズアレイとボール型VCM技術でiPhoneのサプライチェーンに参入すると予想されており、後者はオートフォーカスと手ブレ補正機能に利用されている。
VCMの設計は、既存のiPhoneやiPadのモデルで使用されているスプリングタイプのモーターに取って代わるものであり、同社は2021年に6P/7Pまたは5P/6Pレンズ部品を供給し、現在のサプライヤーであるLarganとGeniusから注文を奪う可能性があると考えているそうだ。
Sunny Optical Technologyは、2020年の第4四半期にAppleの品質評価に合格することを目指していて、同社がテクノロジージャイアントの高い基準を満たすことができれば、2021年前半には一部のMac用レンズだけでなく、iPad用の5Pレンズの大量出荷を開始する可能性が高いという。
関連記事
- iPhone 12は10月後半発表、5Gモデルは11月発売? 新型コロナの影響で1カ月ずれ込む
やはり新型コロナウイルスの影響はありそう。5G iPhoneは11月まで待つ必要が。 - iPhone 12のカメラは7枚構成レンズ搭載? 著名アナリストが予想
- iPhone 12はサブ6GHz帯と5Gミリ波の両対応?
iPhoneの5G対応は2020年と翌2021年では異なるようだ。 - Apple、次期iPhone 12にUSB-C to Lightning編み込みケーブルを同梱する?
耐久性に優れているとされる編み込み式ケーブルがバンドルされるという噂。
関連リンク
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.