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Nintendo Switch生産は「おおむね回復」も、一部で品薄続く その理由は
新型コロナの影響で支障が出ていたNintendo Switchの生産が、おおむね回復したと任天堂が発表。ただ、生産から店頭に並ぶまでのタイムラグの影響などで、一部地域で品薄の状態が続いているとしている。
任天堂は、新型コロナウイルス拡大の影響により支障が出ていた「Nintendo Switch」の生産が、おおむね回復したと、8月6日の決算発表会で明かした。ただ、生産から店頭に並ぶまでのタイムラグなどにより、一部地域で品薄の状態が続いているとしている。
Nintendo Switchは、新型コロナの影響により、部品工場の操業が一時止まるなどして生産に支障が出ていたが、既におおむね回復したという。ただ、生産から店頭に並ぶまでタイムラグがある上、需要が高い状況が続いているため、品薄が続いている地域もあるとしている。日本国内では現在も、購入しづらい状態が続いている。
また、Switch用のフィットネスゲーム「リングフィット アドベンチャー」も、発売当初から予想を上回る需要に供給が追いつかず、品薄が続いている。現在は、専用の周辺機器「リングコン」「レッグバンド」の製造・出荷数は増加してきており、セルスルーも回復してきているという。
Switch本体、リングフィットとも、「年末商戦に向けて十分な出荷数を確保できるよう引き続き増産に努める」としている。
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任天堂の2021年3月期第1四半期(20年4〜6月)の連結業績は、売上高が3581億600万円(前年同期比108.1%増)、営業利益は1447億3700万円(同427.7%増)だった。「Nintendo Switch」が好調で、ダウンロード販売のソフトや有料オンラインサービスなどが伸長した。
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