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「Pepper」で遠隔接客、“ニューノーマル”に対応 ビックカメラで実証実験
Pepperをオペレーターが遠隔操作して顧客対応する実証実験が都内のビックカメラ3店舗のGoogleコーナーで実施される。
ソフトバンクロボティクスは、人型ロボット「Pepper」をオペレーターが遠隔操作して顧客対応する実証実験を、8月17日から都内のビックカメラ3店舗のGoogleコーナーで実施する。
顧客と店員が接触せずに接客できる試みで、「アフターコロナ時代の “ニューノーマル(新しい生活様式)” に対応する、新しい接客の形を目指す」としている。
遠隔での接客には、法人向けの「Pepper for Biz 3.0」で標準提供している「遠隔応答」を利用。Pepperをオペレーターが遠隔操作して顧客対応する他、PepperによるGoogle商品のデモンストレーションも行う。
これまで、Pepperを活用した商品紹介やクーポン発券などを、ビックカメラのGoogleコーナーで行ってきており、前を通る来店客の2割以上が足を止めてPepperの接客を受けていたという。新たに遠隔接客にもチャレンジし、ニューノーマル時代の接客の形を模索する。
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