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LINEの「タイムライン」で投稿者が収益得られるサービス開始へ 人気YouTuberも参加
LINEアプリの「タイムライン」機能で今秋をめどに、オリジナル動画などのコンテンツ投稿をしたクリエイターが収益を得られる仕組みが提供される。人気YouTuberなどにコンテンツを投稿してもらう計画で、UUUMと包括的クリエイターパートナー契約を結んだ。
LINEは8月17日、LINEアプリの「タイムライン」機能で今秋をめどに、オリジナル動画などのコンテンツ投稿をしたクリエイターが収益を得られる仕組みを提供する計画だと発表した。
この仕組みを使って、人気YouTuberなどにコンテンツを投稿してもらう計画で、YouTuberのマネジメント事業を手掛けるUUUM(ウーム)と、包括的クリエイターパートナー契約を結んだという。
第1弾として「はねまりチャンネル」「かわにしみき」「タケヤキ翔」「北の打ち師達」などUUUMクリエイターが30人以上が参加し、タイムラインなどにオリジナル動画を投稿する。クリエイターは、一般ユーザーが投稿したコンテンツの一部のオーガナイザーも務めるという。
LINEは新機能により「多くのクリエイターやインフルエンサーがタイムライン上で活躍し、LINEタイムラインに常時、最新・最旬のコンテンツが満ちあふれるメディアとなることを目指す」としている。
LINEとUUUMは、ライブ配信サービス「LINE LIVE」で1月から連携している。6月にスタートしたデジタルトレーディングカード「VVID」でのコラボも予定しているという。
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