Appleは、2018年にイスラエルの写真解析技術ベンチャー「Camerai」を数千万ドルで買収し、従業員はAppleのコンピュータビジョンチームに組み込まれたと、イスラエルのテクノロジーメディアCTECHが伝えている。Appleは小規模の企業をたびたび買収しているが、その多くは公表されておらず、2018年に買収したというCameraiも同じパターンのようだ。
ML Visionエンジニアのシャイ・フェデール氏、機械学習リサーチャー担当のマタン・フギ氏などが移籍していることが確認できる。
Appleは拡張現実と動画技術機能に重点を置いており、Cameraiの技術がすべてのAppleカメラの重要な部分になったようだ。
Appleは、Appleイスラエル担当バイスプレジデントであるロニー・フリードマン氏を責任者とする開発センターをヘルツリーヤとハイファに置き、1500人以上が働いていると考えられている。
関連記事
- Apple、カナダの機械学習ベンチャー「Inductiv」を買収
機械学習データのクリーンアップを行う技術を持つ企業という。 - Apple、360動画コンテンツ会社「NextVR」を買収
4月に9to5Macが報じていた買収が確定した模様。 - Apple、映像合成用機械学習のSpektralを買収
AIを強化しているAppleが、機械学習エンジニア確保のためという見方。
関連リンク
Copyright (C) 1998 Mac Treasure Tracing Club. All rights reserved.