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Samsung、Verizonと米国内の5Gシステムで約7100億円の契約
韓国Samsungが米通信大手のVerizonから約7100億円の5G契約を獲得した。2025年末までVerizonの全米の5Gシステムの提供・保守を担う。
韓国Samsung Electronicsは9月7日(米国時間)、米大手通信事業者Verizonと無線ネットワークソリューションの供給契約を締結したと発表した。契約金額は7兆8982億8000万ウォン(約7100億円)。提供地域は米国で、期間は2020年6月30日〜2025年12月31日となっている。
韓国The Korea Economic Dailyによると、この契約はSamsung AmeciraがVerizonに5Gネットワーク機器を供給し、保守および修理サービスを提供するというもの。Samsungにとって過去最大規模の契約という。
5G通信機器市場は2019年末時点で、シェアトップは中国Huawei(32.6%)で、スウェーデンEricsson(24.5%)、フィンランドNokia(18.3%)と続き、Samsungは4位(16.6%)だった。
シェアトップのHuaweiは米国、英国、オーストラリアなどでは規制により5G機器を販売できなくなっている。
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