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国勢調査開始、「回答はできる限りインターネットで」 新型コロナ対策で
総務省は9月14日、国勢調査の調査票の配布を始めた。新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため「回答はできる限りインターネットで」と呼び掛けている。
総務省は9月14日、国勢調査の調査票の配布を始めた。PCやスマートフォンからの回答も可能。総務省は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため「回答はできる限りインターネットで」と呼び掛けている。
国勢調査は、日本に住む全員を対象に5年ごとに行う、世帯や就業状況などを調べる調査。1920年(大正9年)にスタートし、今年で100年目になる。
調査票は、各地の調査員が各戸を訪問して配布する。
記入した調査票は後日、調査員が訪れた際に回収してもらえる他、郵送による回答も可能だ。調査票に書かれたIDを使って専用サイトにログインし、PCやスマートフォンから回答することもできる。
今年の国勢調査について総務省は、新型コロナウイルス感染防止の観点から、インターネットまたは郵送による回答を推奨している。
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