嵐の歌声をAIが再現 「A・RA・SHI」の替え歌ジェネレーター登場 「違和感ない」とファン驚き
嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」の替え歌を作れるジェネレーターが登場。ユーザーがサビの歌詞を任意の言葉に入れ替えると、メンバーの声を学習したAIが歌う。Twitterでは「違和感無くてビックリ」と話題に。
アイドルグループ「嵐」のデビュー曲「A・RA・SHI」の替え歌を作れるジェネレーターが、9月14日にリリースされた。ユーザーがサビの歌詞を任意の言葉に入れ替えると、メンバーの声を学習したAIが合成音声で歌唱する。スマートフォン向けの特設サイト上で提供する。
ジェネレーターの名称は「A・NA・TA for DREAM」。ユーザーは「カラダじゅうに風をあつめて」「A・RA・SHI」といった一部の歌詞を、文字数の近い別の言葉に変更できる。過去の音源に加え、新たに収録したメンバーの声をAIに学習させており、本人に近い歌唱を再現できるという。
「嵐と企業が、夢を持つことを応援する」という趣旨のプロジェクトの一環。プロジェクトには嵐に加え、アサヒ飲料、ライオン、森永製菓、花王など13社が参加している。歌声を合成するAIエンジンは、音声合成ソフト「CeVIO」の開発で知られるテクノスピーチが提供する。
ジェネレーターの公開を受け、Twitterでは14日正午ごろ、プロジェクトのスローガン「#夢だけ持ったっていいでしょ」がトレンド入り。嵐のファンからは「めちゃめちゃ嵐の声で感動した」「違和感無くてビックリする」などの声が出ている。
【編集履歴:2020年9月14日午後3時12分 タイトルを一部修正し、AIエンジンに関する説明を追記しました】
【訂正:2020年9月14日午後8時29分 当初「過去の音源ではなく」としていましたが、追加の取材に基づき「過去の音源に加え」に訂正しました】
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