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大和証券グループがシステム子会社など3社を統合 大和総研ホールディングスが2社を吸収合併
大和証券グループ本社が、グループ会社3社を2021年4月1日付で統合すると発表。大和総研ホールディングスが、システム子会社の大和総研ビジネス・イノベーションなど2社を吸収合併する。
大和証券グループ本社は9月23日、グループ会社の大和総研ホールディングス、大和総研、大和総研ビジネス・イノベーションを2021年4月1日付で統合すると発表した。大和総研ホールディングスが他の2社を吸収合併する。3社のノウハウを集結させ、組織運営の効率化を図る。
大和総研は、グループ会社向けにコンサルティングサービスなどを提供するシンクタンク。大和総研ビジネス・イノベーションはグループ企業外に向けてSIサービスなどを提供しており、いずれも大和総研ホールディングスが株式を100%保有している。
3社は08年、当時の大和総研を分社化して設立した。大和証券グループ本社は大和証券グループの純粋持ち株会社で、今回の組織再編により「リサーチ、コンサルティング、システムが有機的に連携することで、顧客ニーズにスピーディーに対応できる」としている。
【編集履歴:2020年9月25日午後2時39分 タイトルを一部修正しました】
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