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コロナ禍で職失った外国人を配達スタッフに 「出前館」が就労支援

出前館が在留外国人の就労を支援。YOLO JAPANと提携し、在留資格と就労ビザを持つ外国人をデリバリー人材として育成。出前館で配達に従事してもらう。

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 フードデリバリーサービスを展開する出前館は9月29日、在留外国人の就労支援事業を始めると発表した。在留外国人向け求人サービスを展開するYOLO JAPANと提携し、在留資格と就労ビザを持つ外国人をデリバリー人材として育成。出前館で配達に従事してもらう。

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 同社によると、コロナ禍で雇用情勢が悪化し、在留資格と就労ビザのある外国人が職を失っているという。

 求職している外国人に、YOLO JAPANがビジネスマナーや日本語研修を提供。その後、出前館の配達機能を複数の加盟飲食店でシェアする「シェアリングデリバリー」の拠点で面接し、配達の研修・教育を提供する。

 まず4人の在留外国人の拠点採用が決まり、10月12日から説明会と研修を始めるという。

 同社は、シェアリングデリバリーを通じてこれまでにも、コロナ禍の打撃を受けた飲食店の雇用を確保する「飲食店緊急雇用シェアプロジェクト」や、大会延期などによる収入減少を支援する「アスリート応援プロジェクト」などに取り組んできたという。

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