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香川県のゲーム規制条例、高校生がきょうにも県を提訴へ
「香川県が4月に施行した『ネット・ゲーム依存症対策条例』は違憲」として、同県の高校生が県を相手取り、9月30日に高松地方裁判所へ提訴する見込みだ。
「香川県が4月に施行した『ネット・ゲーム依存症対策条例』は違憲」として、同県の高校生が県を相手取り、9月30日に高松地方裁判所へ提訴する見込みだ。
同条例は「ネット・ゲームの過剰な使用は、学力や体力の低下を招く」として香川県議会が制定したもの。「ゲームは平日1日60分まで」「午後10時以降はゲーム禁止」といった具体的な制限も規定している。
香川県の高校生・わたるさんは「条例の成立過程に問題がある」「根拠が不適切」として、同日午後4時ごろに高松地裁で県を提訴するとしている。担当弁護士は作花知志弁護士。裁判費用の500万円は、6月に始めたクラウドファンディングで集めた。
ネット・ゲーム依存症対策条例は、制定の過程で行ったパブリックコメントに不審な点がみられる他、憲法や子どもの権利条約に反する内容もあると香川県弁護士会などから指摘されている。
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