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ヤフー、公式アプリに「地域」タブを追加 自治体の緊急情報なども表示
ヤフーはスマートフォン向けアプリ「Yahoo!JAPAN」のタブに「地域」を追加した。自身の居住地を設定したユーザーを対象に、地域ニュースや自治体からの緊急情報などを提供する。
ヤフーは10月6日、スマートフォン向けアプリ「Yahoo!JAPAN」(iOS/Android、無料)のタブに「地域」を追加した。住んでいる場所を設定したユーザーに対し、地域ニュースや自治体からの緊急情報などを提供する。
防犯情報や新型コロナウイルス感染者数なども配信する。地域に特化したオリジナルコンテンツの提供も予定しているが、詳細は未定としている。
地域タブの追加に特別な登録は不要で、Yahoo! JAPAN IDに居住地を登録しているとアプリ上にタブが追加される。
ヤフーによれば、5月に博報堂DYメディアパートナーズが東京都に住む15〜69歳の男女1200人を対象に行った調査で、約3割が「自宅近隣の情報を調べることが増えた」と回答するなど、自然災害やコロナ禍で地域情報の重要性が高まっているという。
ヤフーは9月、ニュースや芸能、グルメなど、これまで固定されていたタブをユーザーの好みに合わせてカスタマイズできる機能をリリース。現在はITやファッションなど、20ジャンルから最大9種類が登録できる。
【訂正:2020年10月6日午後4時55分 記事初出時、アプリ名を誤って記載していました。正しくはスマートフォン向けアプリ「Yahoo! JAPAN」です。訂正してお詫びいたします。】
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