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電気なしでレトルト食品などを温める「防災加熱袋」、兼松が発売
兼松は電気や火を使わずに袋の内部を約97℃に保つ「防災加熱袋」を発売した。災害発生時や停電のときにレトルト食品や缶詰を温められる。
兼松は10月19日、電気や火を使わずに袋の内部を約97℃に保つ「防災加熱袋」を発売した。災害発生時や停電のときにレトルト食品や缶詰を温められるという。価格は6パック入りで1793円(税込)。Amazon.co.jpで販売している。
生石灰と水の反応を利用した発熱材。150mlの水を入れて20〜50秒ほどで発熱が始まり、中に入れたものを約15分間加熱する。水は海水でも問題ない。
加熱中の最高温度は約97℃。レトルト食品や缶飲料の他、ミルクの入ったほ乳瓶なども温められる。
防災加熱袋は、8月に発売した「防災電池」に続く兼松の「防災シリーズ」第2弾。防災電池は10年間の長期保存を想定したプラスチックケース入りの備蓄用乾電池で、40本セットを1980円(税込)で販売している。
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