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Apple、「AirPods Pro」の無償交換プログラム開始 「ごく一部に音の問題の可能性」
Appleが1年前に発売したワイヤレスイヤフォン「AirPods Pro」のごく一部に音の問題の可能性があるとして、無償交換プログラムを開始した。異音がしたりアクティブノイズキャンセリングが正常に機能しないと実機検査で確認されると交換になる。
米Appleは10月30日(現地時間)、2019年10月30日に発売したワイヤレスイヤフォン「AirPods Pro」の無償交換プログラムを開始したと発表した。「ごく一部のAirPods Proに音の問題が起きる可能性があることが判明」したため。
Apple製品の通常の製品保証期間は1年だが、このプログラムは対象となるAir Pods Proの発売日から2年間適用される。つまり、保証期間を延長するわけではないが、例えば発売日に購入し、すでに保証期間が終わっている場合でも、このプログラムは適用される。
ただし、対象かどうかはAppleが実機検査で確認する。この検査で以下の症状が確認された場合のみ、AirPods Pro 本体(左右のいずれか、または両方)を交換する(充電ケースは交換しない)。
- AirPods Pro から異音(「パチパチ」という音など)がして、周囲の騒音が大きい時、運動中、または通話中にそれが大きくなる
- アクティブノイズキャンセリングが正常に機能しない。たとえば、低音が欠落したり、背景音(街頭や飛行機の騒音等)が大きくなるなど
修理は、最寄りのAppleの正規サービスプロバイダに申し込むか、直営店に予約して行くか、サポートページで問い合わせるかで手続きする必要がある。
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