Apple Silicon搭載MacBook AirとMacBook Pro、Mac miniの違いは? 比較まとめ(2/4 ページ)
これまでMacシリーズに採用していた米Intel製のプロセッサからApple Siliconに変わったことで、Macはどう変わったのか。各機種の製品仕様や発表会で得られた情報から比較する。
MacBook Airはファンレス、TouchBarなし、GPUに違いあり
まずMacBook Airを見ていくと、筐体の特徴はファンレスであることと、TouchBarがなく物理キーのファンクションキーがキーボードに並んでいることが挙げられる。
AppleはMacBook Airを「サイレントデザインにした」として、ファンのあるMacBook Proと差別化したとしている。
ファンレスながら、M1チップで処理を行うため、動画編集で4K動画を複数のストリームで開いてもコマ落ちせずに処理が可能という。
MacBook AirはGPUの違いで2モデルに分かれている。最小構成である10万4800円(税別、以下同様)はGPUが7コアで、M1チップの基本構成(8コアGPU)から1コア減らしたモデルだ。7コアモデルはストレージ(SSD)を256GBから選べるが、8コアモデルは512GBから。いずれも選べるストレージは最大2TB。メモリはデフォルトが8GBで、2万円追加することで16GBを選ぶこともできる。
その他のスペックは、Touch ID(指紋認証)、Thunderbolt(USB 4)ポート×2、3.5mmヘッドフォンジャックなど。ディスプレイは2560×1600ピクセルの13.3インチIPS液晶で、P3の広色域表示とTrue Toneテクノロジーに対応。輝度は400ニト。
本体サイズは0.41(最薄部)〜1.61(高さ)×30.41(幅)×21.24(奥行き)cm。重量は1.29kg。内蔵バッテリー容量は49.9Whで付属電源は30WのUSB-Cアダプター。
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