TF International Securitiesのアナリストであるミン=チー・クオ氏は、来年発売予定のiPhone 13とiPhone 13 miniは、ソフトボードバッテリー技術を活用して省スペース化を図り、コストを削減すると予想していると、Appleinsiderが伝えている。
AppleはiPhone 8以降で、一部のLTEアンテナにソフトボードを採用してきたが、今回はバッテリー回路に採用すると考えているそうだ。
LCPソフトボードとも呼ばれるこのソフトボードは、ベースとなっている液晶ポリマーにちなんで、通常のプリント回路基板に代わる柔軟な選択肢を提供し、高速で低遅延のデータ転送を可能にする材料でもあると説明している。
Career Technologyは、iPhone 13と13 miniのバッテリーソフト基板の受注を約40〜50%獲得し、iPhone 13は、バッテリーソフトボード技術を採用した最初のiPhoneモデルになると予測しており、新規参入企業であるCareer Technologyは、iPhone 13シリーズがバッテリーソフト基板設計に切り替わったことで最大の恩恵を受けるだろうと考えているという。
また、Career Technologyは、2021年前半に発売される予定のAirPodsと、ミニLED搭載iPadの主要サプライヤーになるだろうと考えているそうだ。
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