実物大ガンダム視点で横浜の街を一望 ソフトバンクが5G活用で
ソフトバンクが“動く実物大ガンダム”の視界を5G通信で共有するVRコンテンツを発表。コックピットに乗り込んだような体験ができる。
ソフトバンクは11月30日、横浜市の山下ふ頭で12月19日から公開する“動く実物大ガンダム”の視界を5G通信で共有し、コックピットに乗り込んだような体験ができるというVRコンテンツを発表した。現地施設で提供する他、ショートバージョンをスマートフォン向けに公開する。
「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」内にある動くガンダムの仕組みなどを紹介する施設「GUNDAM-LAB」内にVRドーム「GUNDAM Pilot View of SoftBank 5G EXPERIENCE」を設置。5Gを活用し、全高18mの動く実物大ガンダムから映像を伝送する。
来場者はスクリーン前のフットセンサーの上に立ち、コントロールパネルを操作。ガンダムのコックピットまで歩くシミュレーション映像の後にガンダム視点の映像が映し出される。「コックピットに乗り込んだかのように横浜の街を一望できる」という。
イベント会場に行かなくても見られるコンテンツも用意する。ソフトバンクのコンテンツ配信サービス「5G LAB」では、会場用の映像を短くまとめた「実物大『動くガンダム』パイロット視点VR」を11月30日から配信する。4GやWi-Fi環境でも視聴できる。
他にも任意の場所にガンダムを出現させる「実物大『動くガンダム』AR」を12月19日に公開する他、人気コスプレイヤーを起用した「伊織もえ ガンダムコスプレAR」「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA バーチャルツアー with 伊織もえ」などを順次配信する。
ソフトバンクはGUNDAM FACTORY YOKOHAMAにスポンサーの1社「5G Partner」として参画。GUNDAM-LABなどに5Gネットワーク環境を構築した。
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