AWS、「Amazon DevOps Guru」発表 DevOps関連の設定ミス、コードの問題を機械学習で検知:AWS re:Invent 2020
AWSが「Amazon DevOps Guru」を発表。機械学習によって、DevOps関連の設定ミス、コードの問題を発見し、警告してくれるもの。すでに米国や東京などのリージョンでプレビュー公開している。
この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「[速報]「Amazon DevOps Guru」発表。DevOps関連の設定ミスやコードの問題などを機械学習が指摘してくれる。AWS re:Invent 2020」(2020年12月2日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Amazon Web Services(AWS)は12月1日(現地時間)、オンラインで開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2020」で、DevOpsの実現を支援するマネージドサービス「Amazon DevOps Guru」を発表しました。
一般に、DevOpsの実現には、分散環境を活用しつつコードの編集、ビルド、テスト、デプロイなどの一連のツールを連係させ、本番環境でのログを収集し分析するなど、手間のかかる運用が求められます。
Amazon DevOps Guruは、AWSにおけるDevOpsの経験を元に行った機械学習により、DevOpsのサイクルの中で発生する構成ミスやリソース不足が予想される際の警告、問題が発生しそうなコードや構成に対する変更の発見、データベースのI/O性能不足に対する警告などを行ってくれるサービス。
これにより複雑で手間のかかるDevOpsの実現と運用を支援してくれるというものです。
これらはAmazon CloudWatch、AWS Config、AWS CloudTrail、AWS CloudFormation、AWS X-Rayなどからの情報を元に判断されるとのこと。
DevOps Guruは、アジア太平洋(東京)、米東(北バージニア)、米東(オハイオ)、米西(オレゴン)、欧州(アイルランド)の各リージョンでプレビュー公開されています。
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