米Appleは12月8日、ワイヤレスオーディオのAirPodsシリーズで初めてのオーバーイヤーヘッドフォンとなる「AirPods Max」を発表した。左右のイヤーカップそれぞれにH1チップを組み込んでいるBluetooth 5.0対応ワイヤレスヘッドフォンだ。12月15日発売で、価格は6万1800円(税別)。予約注文受け付けをスタートした。
40mm口径のダイナミックドライバ、デュアルネオジムリング磁石モーターを搭載。コンピュテーショナルオーディオをうたい、アクティブノイズキャンセリング、外部音取り込み、ジャイロと加速度センサーを使った空間オーディオはAirPods Proの機能を踏襲。さらに、イヤークッションをつけたときの状態に合わせて音質調整を自動で行う「アダプティプティブイコライゼーション」も搭載する。Apple WatchのようなDigital Crownを備え、音量調節や電話の応答、Siri起動が可能だ。ノイズコントロールボタンは別に用意している。カラーバリエーションは5色(スペースグレイ、シルバー、グリーン、スカイブルー、ピンク)。
重量は384.8g。付属するSmart Caseは134.5g。1回の充電で20時間の再生が可能。5分間の充電で1.5時間の再生が可能な高速充電も可能。Lightning - USB-Cケーブルが付属する。
なお、「AirPods Studio」の名前で噂されていた、「左右を自動認識」機能は搭載されなかった。
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